フィッシング詐欺：ドバイ警察が「緊急警報」を発令し、罰金支払いのメールリンクをクリックしないよう警告

ドバイ警察は、罰金やサービス料を支払いを促すリンクなどを送りつける警察を装ったフィッシング詐欺について国民に警告しました。

ドバイ警察は日曜の声明で「国民に緊急警報」を発し、フィッシングメール詐欺に対して警告した。

Twitter上でも、「詐欺師が巧妙な手法を使い、受信者にリンクをクリックして罰金やサービス料の支払いを促している」という内容の声明が公開されました。

「私たちはコミュニティのメンバーに対し、このような詐欺行為の被害に遭わないよう、ドバイ警察からのものであると主張する電子メールの信頼性を確認するとともに、注意を払って警戒を続けることを強く勧めます。」

この声明は、罰金やサービス料の支払いを促す不審な電子メールを受け取った多くの人々からの苦情を受けて発表されました。

Dubai Police issues an urgent alert to the public, warning them against phishing emails. Scammers are using deceitful tactics, urging recipients to click on a link to pay fines and service fees. We urge community members to exercise caution and stay vigilant, as well as to verify… pic.twitter.com/wVj9vjIG5z

— Dubai Policeشرطة دبي (@DubaiPoliceHQ) July 23, 2023

「私たちはコミュニティに対し、このような詐欺行為の被害に遭わないよう、ドバイ警察からのものであると主張する電子メールの信頼性を確認するとともに、注意を払って警戒を続けることを強く勧めます。」

ドバイ警察がこのような警告を発出するのは初めてではありません。今月初め、UAE警察は週末や祝日の取引を狙うオンライン詐欺師に対して住民に警戒を呼びかけました。

先月、中国語を話すサイバー犯罪組織集団 コードネーム「PostalFurious」が仕掛けた多数のフィッシング詐欺が、政府機関やDHL、エミレーツ郵便、サリク、中央銀行などの世界的企業を含むUAE組織になりすまし、多数の詐欺被害が出ました。

最近の報告書によると、今年は電子メール攻撃が世界全体で2022年の同時期と比較して464%増加しています。UAEは地域で最もサイバー安全な国にランクされていますが、居住者は依然として警戒を怠らず、不明なリンクをクリックする前に慎重に行動することが重要です。